人間が心から喜ぶ瞬間とは
知り合いのフレンチ料理人。
憎まれ口やいじけたセリフをよく吐くのだけど、客が美味しいと口にすると本当に心からの笑顔を見せる。
人間が心から喜べる瞬間を見た感じがした。
自分が心から喜べる瞬間はなんだろう?
齢50も過ぎれば一通りの人生体験も済ませたように感じてはいるが・・・
本当に心から嬉しい時というのは、自分の欲望を叶えた時ではないと思う。
料理が美味しいとか、景色や女性が美しいとか、そういうことではなくて
自分が人の役に立った時
人を感動させた時
人の喜びに貢献できた時
なのではないかな?と思う。
人を幸福にすることが出来るなんて、そんなミラクルパワーは人知を超えている。
「曲を聴いて涙が出た」「泣きそうになった」
そんなことを言っていただける瞬間を求めて、曲を作っていると言っても過言でないのかもしれない。
誰かに必要とされるとか、社会に役立っているとか、自分の価値を認められた時、どんな美味しいものを食べることより魂が【この世に生まれてよかった】と震える。
険しい顔で隣で呑んでたオジサンの愚痴に付き合って、打ち解け合う時はやはりお互いを認め合うことができたからだ。「お兄さん、話がわかるね、そう、そうなんだよ。」
この通じ合う喜び、というのも魂がとても震える。
そこまで良い事をしたわけではないのだけれど。
魂は基本的に孤独な存在で、いつも自分をわかって欲しいと思っている。
誰もが自分をわかって欲しい。通じ合いたい。
しかし、自分すら自分をわかっていない。
他人であるあなたを、私がわかるはずがない。
そもそも「わかる」なんて無理。それが人生のテーマなのだし。
でも、お互い「人生の真実を求める者同士、互いの姿を勇気にかえて頑張っていこうじゃないの」
そんな根底からミンナミンナという曲は生まれた。
君の苦しみは君の苦しみ。
僕の苦しみは僕の苦しみ。
かわってあげることはできない。
それが君の人生の課題のひとつひとつなのだから、君はそれを越えたらいい。
僕は自分の越えるべき課題がある。
なんだか良い曲なんじゃないか?
「ミンナミンナ」って(笑)
・・・なんでそんな話に着陸したのだろうね(笑)
せっかくなので聴いてください。
探してたら、へんなカバーPVも見つけたwww
カバーありがとうwwwwww
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