ライブの余韻冷めならぬ中で飛んだ奄美大島
札幌で生まれ育ったサワグチ。
週末になると必ず北海道の東西南北どちらかの端に赴いていた。
どういう習性なのだろうか。小さい時からずっと考えつつも、衝動にまかせていた。
昨日2月25日は給食当番のワンマンライブだった。
いろいろな想いに満ちたライブだったように思う。
音楽とはなんなのか。
我々は音楽のなにに感動するのか。
アーテイストとして常に考えています。
ストリートミュージシャンを見つけて、それがカラオケで歌う一人のアーティストだった時。
ストリートミュージシャンを見つけて、それがギター演奏をバックでうたう一人の歌手だった時。
不思議なことだが、「伝わる」という意味において、カラオケというものは本当に力不足だ。
カラオケをバックに歌って感動できるのはMISIA一人だと個人では思っている。
他は例外なく「カラオケ歌ってるだけじゃん」だと思う。
言いたいことは「音楽は空気振動だ」といういこと。
声帯が空気を震わせて伝わる。
それは心が震える。
ギターの弦が空気を震わせて伝わる。
それも心に伝わる。
しかしカラオケはそうじゃない。
加工された音楽のようなものがコピー用紙をみるような感覚で伝わる。
どんなに伝わってもMaxは「きれいにコピーできてるねぇ」でしかない。
・・・
・・・みたいなことを力説する回ではなかった。。。
今回のライブは正直、自分でもびっくりするくらい熱いものだった。
いろんなアイディアやパッションが随所に弾けた。
お客様も口々に「あっという間だった」「素晴らしかった」と熱っぽく語ってくださった。
いろいろな要因はある。
しかし、このような形でお客様に届けられるライブは、稀有だと感じる。
実際のライブの映像は、ごめんなさい有料会員様用にご準備進めております。楽しみにお待ちください。
作曲家としても、いよいよチャレンジする土壌が整ったのだと、武者震いを禁じ得ません。
歴史の証人となれるライブという表現は大袈裟ではありませんね。
そんな2月26日はもう一つ忘れられない出来事の日になりました。
回をあらためて、また書いてみたいと思います。