
聖夜の色彩、奇跡のトライアングル
こんにちは。作曲家です。
いつも給食当番を応援してくださりありがとうございます!!
昨日は本当に寒い中、川崎競輪場ライブにお越しくださいましてありがとうございました!!
では、今回はいつもと雰囲気をかえて小説チックに昨日のライブを振り返って見たいと思います。
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聖夜の色彩、奇跡のトライアングル
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冬の陽は落ちるのが早い。
・・・12月14日、川崎競輪場。
今年最後の「いさご通り街角ミュージック」。
その大トリを飾るステージの刻が迫るにつれ、空は茜色から深い藍色へと沈んでいこうとしていた。

(画像はAIにより制作されたものです)
正直に告白しよう。
私は震えていた・・・寒さのせいではない。
本来、このステージには私、サワグチカズヒコがたった一人で立つ予定だったのだ。
年の瀬、メンバーそれぞれの止むに止まれぬ事情。
黄昏時の大トリ。
家路を急ぐ人々。
もし私が一人で歌ったとして、そこに聴衆は残っているだろうか。
無観客の広場で、風の音だけに歌うことになるのではないか——
そんな孤独な光景が脳裏をよぎり、胸を締め付けていた。
しかし、神様は、あるいは「音楽の神様」は、給食当番を見捨てなかった。
「お待たせ!」
直前になって、奇跡のように碧(みどり)がスケジュールをこじ開け、駆けつけてくれた。
さらに、つじぞー☆もまた、山積みの仕事を魔法のように片付け、この場所に舞い降りた。
一人から二人へ、二人から三人へ。
気づけばいつもの、いや、いつも以上に心強い「仲間」がそこにいた。
ぶっつけ本番? 上等だ。
言葉など交わさなくても、音が重なれば私たちは一つになれる。
ステージの照明が灯る。 始まったのは、文字通りの即興劇。しかし、そこには確かな熱があった。
オープニングの『赤鼻のトナカイ』で一気に会場をクリスマスムードに染め上げると、続いて披露したのは『クリスマスくれよん』。
かつてのカレーアイドル<カリッシュ>の名曲であり、作詞をつじぞー☆、作曲を私が手掛けた思い出深い一曲だ。
そして、お馴染みの『おなかペコリーヌ』で会場のお腹を空かせたところで、私たちの真骨頂、第一次産業応援の魂が炸裂する。
石垣島の海が育んだ赤い宝石、高級魚アカマチを歌った『Red Diamond アカマチ』。
苦いからと敬遠される悲しみを乗り越え、少女に恋をする『恋するピーマン』。
赤と緑。
アカマチの赤と、ピーマンの緑。
それは図らずも、この季節に相応しいクリスマスカラーとなってステージを彩った。
振り付けも完璧に決まり、まばらになるどころか、足を止めたお客様たちの笑顔が花開く。
最高の景色だった。

(画像はAIにより制作されたものです)
本当に、仲間というものは素晴らしい。
一人では見られなかった景色を、三人なら見ることができる。

(画像はAIにより制作されたものです)
この最高のチームワークを携えて、私たちは海を渡る。
来る12月21日、台湾・台中でのチャリティライブ。
そして帰国後の27日には、碧のバースディライブが待っている(チケットはまだ間に合う。ぜひ、この奇跡の続きを目撃してほしい)。
終演後、心地よい疲労感と共に打ち上げの席へ。 私のグラスの中身は、琥珀色のビール……ではなく、澄んだ色のソフトドリンクだ。
静岡県在住の私は、ここから長い帰路の運転が待っている。
大好きなお酒はお預けだが、不思議と不満はなかった。
炭酸の泡が喉を弾ける感覚だけで十分だ。
今日という一日の達成感と、仲間の笑顔こそが、何よりの極上の肴だったのだから。

(画像はAIにより制作されたものです・・・とくに左の男性だれやねん)
給食当番、2025年の集大成。 その幕切れは、赤と緑と、仲間の絆の色で美しく輝いていた。
2025.12/15
サワグチカズヒコ
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またね!
